オンラインセミナー「イタリア語翻訳の魅力:漫画家ゼロカルカーレ」
今年の9月にゼロカルカーレ『コバニ・コーリング』の邦訳が出ました。イタリア国内で絶大な人気を誇る漫画家ゼロカルカーレ初の邦訳です。この作品の何が面白いかというと、シリア‐トルコ国境地帯の旅を描いたルポルタージュでありながら、その旅の主人公が、ローマ郊外に住む方言ばりばりの神経質な青年ゼロカルカーレというところです。本セミナーでは、時にイタリア特有の文化的知識がないと理解しがたいゼロの独白をいかに日本語に変換するかという翻訳の難しさと楽しさについて、3人の講演者に語ってもらいます。
特別協力:花伝社 試し読み&購入は☟ https://note.com/kadensha/n/n77f9fa0dd71d
◆日時◆
11月28日(土)10時~12時
セミナーは、ZOOMを使用しておこないます。ZOOMIDは、お申込後メールにてお伝えいたします。
◆セミナー参加費◆
2,000円(税込)銀行振込または、peatixよりカード、コンビニ決済:http://ptix.at/LPUkOG
協会会員は無料となります。
◆セミナー内容◆
栗原俊秀さんによる『コバニ・コーリング』について(30分・日本語)
野村雅夫さんによる映画『アルマジロの予言』について(30分・日本語)
ジョヴァンニ・ガッロによるイタリア人から見たゼロカルカーレ(30分・イタリア語)
質疑応答、みんなでおしゃべり(20分程度)
◆講演者のプロフィール◆
栗原俊秀 翻訳家。訳書にジョン・ファンテ『ロサンゼルスへの道』、ピエトロ・アレティーノ『コルティジャーナ』など。カルミーネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』でイタリア文化財・文化活動省翻訳賞を受賞。『コバニ・コーリング』を翻訳。
野村雅夫 ラジオDJ/翻訳家。FM COCOLOで帯番組CIAO 765を担当。イタリア文化を紹介する京都ドーナッツクラブ代表で、映画や小説の翻訳も行う。訳書や映画評、エッセイなど多数。ゼロカルカーレ作品を映画化した『アルマジロの予言』字幕を翻訳。
ジョヴァンニ・ガッロ 当協会講師。イタリアではローマ法を研究し、弁護士として働く。日本在住10年を超えた今はNHK文化講座や日伊協会などでもイタリア語講師として教鞭をとる。いわゆる「オタク」とは一線を画するマンガ好き。
◆お申込&お問合せ◆
下記のお問い合わせファームまたは、電話:03-6459-1617