政府は8月24日(木曜日)新型コロナウィルスの水際対策のさらなる緩和に動いた。
9月7日から日本への入国・帰国時に求める海外での出国72時間以内に受けた検査による陰性証明書の提出を条件付きで免除する(ワクチンの3回接種が条件のうちの一つ)。
今回の水際対策規制緩和は、旅行者の負担を軽くすると同時に感染対策と経済活動の両立を目指すと今朝に日経新聞朝刊に載っていた。果たしてこの規制緩和で旅行者の負担が軽くなり、経済活動が活性化されるか否かと言えば現時点ではわからない。恐らく今回の政府の発表を受けて、観光庁の定めるガイドラインの見直しや航空座席の供給量の増加など、少しづつ海外旅行がしやすい状況に変っていくことは間違いないのではと思う。
一番の関心はいつ海外からの旅行者(個人旅行)がコロナ前の様に沢山日本を訪れてくれて、私たち訪日インバウンド事業に携わるに人たちの経済活動が活性化されるのかという点である。現実的に今秋のヨーロッパから日本を訪れる旅行の計画や申込みはもうすでに遅いのかもしれません。海外の旅行会社からの問い合わせはすでに来年の春以降についてです。勿論、突発的に日本へ行こうという予算的に余裕のある旅行者はいると思いますが、やはり来年の春(桜の開花の時期)ごろから本格的に外国人旅行者が戻ってくるという見方が妥当なのかもしれません。
であれば準備は今でしょ!(昔どこかで聞いた様なフレーズ・・💦)今から知力、体力、ホスピタリティー力(おもてなし力)をつけ、アフターコロナに日本を選らんで旅行に来ていただく外国人のお客様に満足して喜んで頂きたい。そして、一生に一度の日本の旅行ではなく日本人がイタリアやスペインに何度もリピートしたくなるような観光先進国日本をアピールするチャンスを逃さない様に準備していきたいものです。
一般社団法人日本ツーリストガイド・アシスタント協会
代表 尾䑓則之