旧年はコロナ感染拡大事態により世界中が大変な状況が落ちいいりました。そして未だ以前の様な平穏で安全な生活に戻れない日々、本日1月4日の新年最初の首相官邸からの菅首相の記者会見では年末年始のコロナ感染状況の悪化に伴い昨年の春に続く二度目の緊急事態宣言発令の検討に入ったとのこと。コロナ感染に対して更なる規制強化が実施されるらしい。水際対策として海外からの入国者を厳しく制限するとの発表があったので私たち訪日外国人インバウンド事業者にとっては今年2021年も厳しい一年のスタートとなりそうです。
こんな一年になると誰が昨年(2020年)のお正月、仕事始めの1月4日に想像した人がいたのでしょうか?私も含めてほとんどの人が2020年東京オリンピック開催の年で訪日外国人で盛り上りインバウンド事業者はむしろオーバーツーリズムを心配するほどの勢いがあり「順風満帆」という状況であろうと想像していたのに一年が終わってみれば誰一人として想像もしなかった悲しい事態に。では2021年の年末、来年2022年の年始は?誰にも想像ができない、素晴らしい楽しい人々の生活や忙しくすぎる訪日インバウンドのお仕事が始まっているのかもしれない・・(あり得ない想像ではないはず)
「人間万事塞翁が馬」ということわざがありますが人生は予測できないもの。そして不幸や幸せは交互にやってくる。今がその災いの時期であると思えば次に来るのは幸せの時期なのかもしれません。そして「逆風張帆」真向から強い風を受けようとも海に出ているヨットは45度に風を受けジグザグに前に進んでいけます。じっと逆風に耐えているだけでは体力が消耗するだけで海の彼方に流されていってしまうので、兎も角、帆を張り時間がかかっても確実に前に進んでいくこと。それが1年後に誰もが想像もしないほどの幸福な生活や仕事と人生を掴む最善の対策だと思っています。2021年も皆で一緒に頑張って行きましょう!
一般社団法人日本ツーリストガイドアシスタント協会 尾䑓則之